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家をゴミ屋敷にしてしまう人の特徴は?

ゴミを家に溜め込んでしまう人は、セルフネグレクトという心の病気かもしれません。
セルフネグレクトとは簡単に言うと「自分の世話をしない」ということです。
人が当たり前に行っている食事や入浴、ゴミ出しなどをないがしろにすれば、日常生活を営む上で不適切な状況に陥ることは目に見えています。
しかしセルフネグレクトの状態に陥ってしまうと、不適切な状況だと認識していても改善の意思が持てないのです。
人はどうしてセルフネグレクトになってしまうのでしょうか。
その原因の一つとして突然生活環境が変化した場合が考えられます。
親や伴侶など、それまで共に生活していた人間との離別や死別などが引き金となり、それまでできていたことができなくなる、あるいはする気力がなくなってしまうのです。
また急に一人での生活を余儀なくされた場合は単純にゴミ出しのルールがわからず、後回しにしているうちにいつの間にかゴミ屋敷になってしまった、というケースもあり得ます。
セルフネグレクトではなくても、生活リズムが一般社会とずれている場合も家がゴミ屋敷化してしまう可能性があります。
どこの自治体でも朝の早い時間にゴミを回収することがほとんどです。
仕事の都合などでどうしてもその時間に間に合わなければ、家に置いておく以外に選択肢はありません。
それが積み重なって、結果としてゴミ屋敷になってしまう場合があるのです。

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